ヘナ

 

                                                                             

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ヘナは私が美容界に入った20年ぐらい前から日本に入っていて、若干のブームはありました、当時は卵の黄身、やコーヒーを入れたり(ヘナについて多少詳しくなった現在はこれらのことは効果がないことがわかっております)と、その当時勤めていた先輩技術者がいろいろやっていたのを覚えています。
ちなみに、その先輩、卵の黄身とヘナを混ぜてといて、モデルさんに塗布し、加温したら、なんと、と、いうか当たり前に卵焼きになって大爆笑、2~3日生臭くなっていたそうです。

そして現在、たぶん平成20年ぐらいからだと思いますが、じわじわと西のほう(九州)から火がついて、ネット社会の今は瞬く間に日本中の勉強熱心だと思われる美容師たちに広まっております、ヘナといっても、昔のへナとは別物です。

天然ハーブであるヘナは、インド北西部のラジャスタン地方などに自生する低木植物で、植物染毛剤や薬剤、防腐剤として昔から一般的に使用されてきました。
ヘナは天然染料ですので、副作用が少なく、化学染料とは違い地肌や毛髪を痛めることがありません。

ヘナには発色効果があり、肌や髪がオレンジ色に色づきます。ヘナの成分は毛髪のケラチンにからみついてハリコシつやをだし、紫外線によるダメージなども防ぐ効果があります。
ヘナは、白髪染めとトリートメントが同時にできる自然由来の安全なカラー剤です。

天然のヘナは通常のヘアカラー剤とは違い、ブリーチ剤は配合されていないので黒髪を明るくする効果はありません。ヘナはあくまでも白髪にオレンジ色を付けるものです。
インディゴ(木藍)という植物をヘナとあわせて使うと黒っぽく発色します。
オレンジ色を打ち消して、茶色や黒色に近づけたい方はインディゴを併用して染めていきます。

実は、「ヘナ」と書かれてある商品がすべて天然成分で安心、というわけではありません。
ナチュラルヘナは発色が安定しないため、化学成分が配合されているものが多くあります。
これはナチュラルヘナと区別して、ケミカルヘナといいます天然成分100%のヘナやインディゴはすぐに発色はしません。個人差はありますが、6時間経過後に少しずつ酸化発色します。美容室でヘナカラーをしてすぐに茶色く染まる場合は確実にケミカルへナに間違いないと思います。

ちなみに、当店ではケミカルヘナと天然100%ヘナ両方の取り扱いがございます。

 

 

 

 当店で使用しております天然100%ヘナはここ(九州のhana hairサンhttp://ameblo.jp/hana-hair/)から仕入れております、私のヘナの情報の70%はこちらからのものであります、インドからどのようなルートで日本に輸入しているのか良くわかります、本人が何度かインドに行き栽培から工場まで調査し持ってきたそうです、最近はインドに工場を作ったとか、私の説明よりかハナヘアーさんのブログhttp://ameblo.jp/hana-hair/を見ていただいたほうが信用&理解が深まるかも(他力本願ですみません(-“-;A (-“-;A

今回から、私自身のヘナのいいと思われるところ、良くないと思われるところを書いてみたいと思います。
まずはいいと思われるところ
髪にハリ・コシ・艶がでてきます、3回目ぐらいから(いわゆるヘナ髪の状態)が特に効果がよくわかるようになります、これは、植物性のケラチンタンパクが髪表面に付着しコーティングをして疎水化していくからだそうです、疎水化するとは美容師用語でよくでる言葉ですが、簡単に言うと子供の髪のように水をはじく健康な髪の状態のことです、髪は、カラーやパーマその他イロイロの原因で傷みますが、傷むということは、親水化すると言う事で水を吸収しやすくなってしまいます、水分が出たり入ったりしやすくなってしまう、そのため乾燥しやすく、キューティクルの膜が開きやすくなっている為、中のたんぱく質が流失してしまう、流失してしまうと髪そのものが弱くなり壊れやすくなります(枝毛・切れ毛)という事になりますね。
 
今までの普通にしているトリートメント(皮膜系のもの)は確かにちょっとの間は手触りは良くなりますね、がしかし、ヘナ、いわゆる疎水化系のトリートメントと比べてどうか?

んー、うまく説明できないので、疎水化と親水化の違い、疎水化系トリートメントと皮膜系トリートメントの違いについてはこちらをhttp://ikemitsu.nynyblog.jp/e18960.html?PHPSESSID=ca096eb99633c69b5bee6de644383609

皮膜系トリートメントと疎水化系トリートメント、

皮膜系は、簡単に言うと一時的に髪の表面に付着し髪の手触りを良くし(サラサラになる)、艶を出し、見た目が綺麗になる(加工しているといえるかも)、紫外線などから髪を守ってくれる、即効性がある。

疎水化系は、髪を締める,収斂する(開きっぱなしのキューティクルを閉じさせる、その結果、水分や中のたんぱく質の流失を阻止し保持できるようになる)、髪の毛そのものを強くしていく(一度ではむりなので徐々に)、サラサラ感も・艶も徐々にでるようになる 

このように考えてくると、使い分けがベストだと思います、皮膜系でしたらシャンプーでしっかりきれいに落ちて髪によけいなものを残さないもの(落ちていく時にはキューティクルをはがさずに落ちやすいもの)シャンプーとシャンプーの間だけもてばいいもの(こういうシャンプーもあります)

そして疎水化系、ヘナを定期的にして、髪を強くしておく(パーマ、カラーに影響はありません)というヘアケアが今のところベストではないかと思います、
ヘナだけでも手触りも良くなり、艶もでますのでそれだけでもいいくらいなのですが、シャンプーをした時にヘナショックといわれる手触りが、がさがさになります、乾かしますとサラサラになってきますが濡れている時は、がさついてしまっておりますのでその為にも、上記のシャンプー、トリートメントはしておいたほうがいいかも知れません。


続いて、ヘナの短所と思われるところを書いてみたいと思います、

白髪がしっかり染まらない
色のバリエーションがない
濡れている状態ではごわごわ軋みがでる(無理なコーミングは傷みの原因)
やっぱり、植物独特の匂いが1週間ぐらいは続く(いい悪いは個人差がある)
ヘナとインディゴを混ぜてやると若干茶色になるが、ヘアカラーでいう7レヴェルから8レヴェルの明るさ以上でしか白髪には染まらない、しかも茶色に発色するまでは2日ぐらいかかりそれまでは、薄緑の色になっている(白髪の部分)、
ブリーチ力はないので黒髪の部分は明るくならないので、白髪の部分だけ明るくなりメッシュのようになる、
良くなる結果がでるまでに数回しなくてはならない最低3回はして欲しい(2週間で3回ぐらいから短期間でやってもOK)なのでだんだん良くしようと少し気長に続ける事が大事(結果はきちんとでてきます)
100%ヘナ、ハーブだとアトピーや肌の弱い方でも99%安心して染められるといいますが、1%は合わない方もいる(パッチテストをした方がいい)
染めたあと1週間は色落ちがあるので汚れてもいいタオルでしっかりドライしたほうがいい
お店での施術時間がカラーより20分~30分多めにかかる
         思いついたことを書いてみましたが、だいたいこのようなことが短所と、私なりに感じたことでしょうか、(けっこうありますね(;^_^A)

それでも、
それでも、上辺だけではなく本当に髪を良くしたい、髪を綺麗にしておきたいという方には特に天然100%ヘナ・ハーブをおすすめさせていただきます .
   ..
(*^o^*)

 

 

通常100%ヘナですと白髪染めは、染まりづらいものなのですが

ハナヘナ(手選別ヘナ)ですと、結構しっかり染まってくれますので、納得していただけるのではないかと思います。

手選別ヘナとは
手作業で不純物を取り除く作業工程が入ることで発色の良くでる葉の部分だけを抽出する事だそうです。(、なので髪を染めた時の発色が良いです。(写真がそれだそうです)
この工程は、ハナヘナさんだけだそうです
なので、他のヘナよりも、白髪も良く染まるということですね。